ゆかたを洋服感覚で楽しんで!
一時、和装があまり利用されなくなってきたとの事から、日本の伝統の美の存続が危ぶまれてきましたが、ここ数年、気軽に着られるゆかたの流行から、和装にも目を向けられつつあります。
夏に向ってゆかたの着る機会も増えるかと思います。和装へなじむ為の最初の段階として普段着感覚で気軽に切れるようになってほしいです。
最近のゆかたの着方には、堅苦しいものはなく、洋服感覚で楽しむ事が出来るよう工夫されています。ゆかたと帯、後は普段利用しているバック、下駄が無理ならまずはミュールからでも!
ずっと以前は、盆踊りというと藍染風の揃いのゆかたを来たものですが、近頃では柄や色も豊富な浴衣がすぐ切れる状態で購入出来ちゃいますね。ゆかたといえばしわになるのが当たり前でしたが、これまたといえばシワになりにくい素材で有ったり、クリーニングに出さずとも自宅で洗えたり、さらに吸汗や速乾性素材まで進歩してきました。
ここまで進化したゆかた、着て楽しまなくちゃもったいないです。そこで、ゆかたをより楽しんで頂く為に、ゆかたに関する知識を豊富にしておいてくださいね。
浴衣の魅力をいっぱい知って、あなたのゆかた姿の魅力もいっぱい発見して下さい。
小物を上手に利用してゆかたの引き立て役に!
昔、入浴後の汗取りとして来ていた「ゆかたびら」から、後に「ゆかた」と言われるようになったそうです。素材にもいろいろ有りますが、もっとも一般的なゆかた地は、平織り木綿です。平織り木綿は、洗濯を重ねても丈夫な素材で、洗いざらしのさっぱりした肌触りがしますので、夏の暑い日でも汗を吸い取ってくれます。
その他には、綿スラブやクレープ状の綿楊柳など、こちらも肌触りがさらっとしていて涼しげな感触です。
何と言っても肌ざわりの良いのは木綿でしょうが、最近では、吸汗や速乾性に優れた着心地も快適なポリエステルやポリエステル混といった化繊も多くなりました。自宅の洗濯機で洗えますし、しわにもならないので面倒なアイロン掛けも必要ありません。
昨今では、あまり堅苦しく考えず、洋装感覚でゆかたを気軽に着る事で、自然と和装にもなじんでくると思います。
しかし、ゆかたの歴史を知っておくのも、よりゆかたを楽しめるかも知れませんね。色も柄も豊富な今と違って、江戸時代には、藍地に白と白地に藍という2種類のゆかた地だけでした。白地のゆかたは、昼間に家で着られ、夕方以降は藍地のゆかたを着ていたそうです。何故かというと、藍染は防虫効果が有る為、虫の多く飛び回っている夕方以降に着たと伝えられています。
あえて言えば、白地のものは湯上りや夕涼みに、藍地に白一色のゆかたは、昼間に普段着感覚で、そして縮みや絞りのゆかたはお散歩に、とは言っても、お好みであなたらしいゆかた姿を楽しんでください。
★ゆかたを引き立てる小物について見てみましょう。
ゆかたにもはんえりと飾りそでが出来たのですね。半襟といえば長襦袢につけるものと想像しますが、ゆかたに合わせた色、柄、素材などいろいろ販売されています。半えりと飾りそでがセットになったものもあるようです。飾りそでは紫外線防止対策にもなっています。
半えりは、ゆかた直接に軽く縫い付けて下さい。
★バックと巾着
カジュアルな雰囲気が好きならポシェットを斜めがけにしたり、アジアン風の竹かごバックを持ったりと楽しんでください。和装風にするなら巾着、一尺巾着、麻素材のバックなどは如何ですか。
毛や革製品、光物のような素材は、暑苦しく感じますので、止めましょう。
★うちわや扇子
お祭りや盆踊りに行くならうちわは、ゆかたの引き立て役に留まらず、涼しく扇いだりと扇子と共に実用性もありますね。うちわは背中側の帯の左側、ひと巻きめとふた巻きめの間に5cmくらい先を出してはさむと小粋ですね。扇子の場合は前にさして下さい。
ゆかた購入前に基本的な事を押さえておきましょう。
★ゆかたを購入する時に知っておくと安心です。
・気に入った生地が見つかったらまず最初に、織り傷や染めむらがないか確かめましょう。
・仕立てる場合も生地の素材によっては、洗濯すると縮む場合が有りますので、その分の余裕も加算して採寸・仕立てをお願いしましょう。
・仕立て上がったゆかたなら、必ず試着をして寸法の確認や縫製がしっかりしているか確認しましょう。縮みやすい素材で有れば、ゆとりも忘れずに。
★ゆかたの柄や色の選び方の基本・・それぞれの好みも有りますが、基本的な事を知ることで、あなたに似合うゆかたが選べると思いますよ。
・体型を考えた場合、大柄の人には大きめの柄、小柄の人には細かい柄が見た目も自然です。
・青系統などの寒色系、黒やグレーのような暗い色のような収縮色は細く見えますし、黄、オレンジ、赤といった暖色系や白のような明るい色は膨張色となりふっくらと見えます。あなたの体型と好みに合わせたいですね。
★ゆかたと帯の選び方
・日本の伝統的な白地や紺地のゆかたは、粋で涼しげにも見えますし、是非着て頂きたいゆかたです。帯や小物にアクセントカラーを持って来ると、引きしまった配色になると思います。赤色や黄色といった鮮やかな色をアクセントカラーとして帯びに持ってくるのも、引き締まって見え素敵だと思いますがどうでしょうか。白地や紺地に赤色や黄色の帯は、ゆかたを一層引き立たせてくれますよ。
・ゆかたの柄と帯の柄を揃えたり、多色染めのゆかたなら、使われている色の中から1色を帯びまたは小物に持ってくるのも全体をまとめてくれます。合わせにくい柄や色の場合は、1色を帯や小物に持って来ると楽にまとめる事が出来ますね。小物類も上手に使いましょう。