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和装は嫁入り道具の定番・和装の喪服もそっと持たせてあげたい

嫁入り道具として実家から和装の喪服を持たされたものですが、その時点では、道具の1つとしてしか考えておらず、そのまま箪笥の奥で眠り続けていたものですが、それから数十年、思いがけず必要となって、母親の気遣いに感謝したものです。

昔は嫁入り道具として実家が用意するのが、一般的だったそうです。

今では略式で臨むかたも多くなりましたが、近親者の永遠のお別れの時は、日本人としての伝統を守り、和装のきちんとした喪服でお送りするのも大事なことなのかなと考えたりもしています。

略式が多くなった現在では、和装の喪服をレンタルして、葬儀場で着付けもしてくれますので、一生に何度もないこの時に清楚な和装の喪服でお送りされてはどうでしょうか。

和服も見直されつつありますし、日本人の哀しいまでの美しさを最高に表現してくれる和装の喪服をもう1度見直してほしいと願っています。

喪服を和装にする場合の疑問点

伝統としての和装式喪服について、親から語り伝えられる事の少なくなったこの頃ですが、和装の喪服についての単純な疑問点等探してみました。

疑問その1:和装の喪服はどんな場合に切るのでしょうか。

和装の喪服は、嫁ぎ先に不幸があった時やご実家で不幸があった場合に着用するそうです。最近では、友人や知人、その近親者、会社関係の葬儀に和装の喪服を着られる方は殆ど見かけなくなりました。だからこそ近親者の葬儀時の喪服には、伝統的な和装で臨んでほしいと思います。

そうはいっても、急に葬儀に参列される場合や遠方から掛けつける場合、お通夜だけは洋装で、などといろいろな事情も有る事から、洋装の喪服も用意されていると安心ですね。

半袖のワンピースに長袖の上着といった夏冬兼用で着られる喪服、そしてデザインもシンプルな喪服を選ばれると、かなり長く着られると思います。但し、体系が変わらない様気を付けて!

疑問その2:喪服の紋は実家の紋を入れてもいいのでしょうか。

結婚前に誂えたのであれば、結婚後も家紋は変更する必要はなくそのまま着用して構いません。但し、結婚後に誂える場合は、嫁ぎ先の家紋にします。紋はそれぞれの出身を表しているものなので、姑、嫁もそれぞれ実家の紋が入っていたり、夫の家紋も有りで、一家に3種類の家紋が存在していても不思議ではないのです。

もし、和装の喪服をレンタルする場合でも、家紋を特別に入れてくれる所も有るそうですので、こだわる方は、聞いてみるといいですね。

和装での正式な喪服とは!男性の場合・女性の場合

和装での正式な喪服を着用される方も少なくなってきましたが、一生に何度遭遇するか分からないこの時を大切にしてほしい。その願いを込めて、正式な喪服とはどんなものなのか改めて調べてみました。

★男性の和装での正式な喪服

黒羽二重の染抜き五つ紋付きに羽織袴(お祝い事で着る袴と同じ)

袴は仙台平で、帯は角帯。

下着の衿は、白またはねずみ色の羽二重

下着の衿は弔事には重ねません。足袋は白(正式には白ですが、地方によっては黒の場合もあり)

★女性の和装での正式な喪服

関西では地紋のない縮緬、関東では羽二重に染抜きの五つ紋をつけた黒の無地

夏の喪服は、袷と同じ五つ紋付きの黒無地・6月と9月が袷・7、8月は絽

近頃は、6月〜9月まで絽で通す方も。帯は、絽か紗の黒の名古屋帯

 

バッグは金の金具が付いていない小型のハンドバッグがよいと思います。エナメルのように光沢の有るものは避けて下さい。(最近では便利になったもので、金の金具がクルリと回って黒色になってしまうマジックも・・。)

ワニ皮、ヘビ皮などの爬虫類ものは避けるようにしましょう。出来れば動物を使用しているものは避け、布製を用意できればベストです。

アクセサリーは、原則としてはつけませんが、一連の真珠のネックレスは構いません。

マニキュアは忘れず落としましょう。メイクも薄化粧に。香水ももちろんいけません。

男女ともに結婚指輪以外は、外しておきましょう。

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